ペットが亡くなった際の葬送の一手段として遺体を焼却することです。
他にも土に埋める埋葬がありますが、こちらは衛生上の問題や野生動物の掘り起こしという問題や私有地のみ埋める事が可能という理由から多くの場合はペットを火葬することになります。
方法は何点かありますが、大きく分けて2つの火葬手段となります。
- ペット葬儀社に依頼して個別に火葬してもらう個別火葬
- お住まいの自治体や環境局に依頼して他のペットと共に火葬してもらう合同火葬
個別火葬
個別火葬の場合には人と同じように葬儀を執り行い、返骨も行われます。
お骨は家に置いておく事もできますしお墓を個別に用意することもできます。
ルピナスのペット火葬も個別火葬となります。ルピナスではペット専用の火葬車で神戸・明石・芦屋など兵庫エリアでサービスを提供しております。
ペット火葬車


ペット火葬炉
ペット火葬車でご訪問となります。安全な火葬車な為、ダイオキシンの心配はございません。
※小型炉でダイオキシン基準をクリアしております。
ダイオキシン類実測値 : 0.011ng-TEQ/m3N
調査機関 : 株式会社サントイ
合同火葬
合同火葬は安価に引き受けてもらう事が出来ますが、他のペットとまとめて火葬される為、返骨が行われず個別のお墓というものもございません。
もちろんお参りに行くことは可能ですが、その場合には合同で埋葬されたペット霊園のお墓にお参りに行くこととなります。
ペットを丁重に弔ってあげたいという場合には合同火葬よりも個別火葬を選択する方がいいかもしれません。
ペットが死んだ時(ペットの安置と死亡届について)
悲しい事ですが、可愛いペットにも別れの時は必ずやってきます。その時には人間の場合には病院でご遺体の安置を行って頂けますが、ペットはそうもいきません。
またお別れの儀式だけではなく人間と同じようにペットにも死亡届というものを提出する必要があります。
もしあなた様の大切なペットが亡くなった際に、ペットに対して適切な安置と届出をする事ができますか?分からなくても大丈夫です。むしろ慣れている人の方が少ないですし、ペットのご遺体安置の方法と死亡届についてしっかりとご説明いたします。
ペットの遺体の安置
ペットが亡くなった際、まず初めにペットの耳やお尻等の穴を脱脂綿やティッシュペーパー等で塞いでください。
人間も同じで亡くなってしまうと筋肉が緩み、身体中から体液が漏れ出てきてしまいます。そうならないように予め穴を塞いでおく必要があります。
(もし漏れてきた場合には濡れたタオルやガーゼで身体を拭いて綺麗にしてあげてください。)
また亡くなってから2時間程度で死後硬直も始まります。死後硬直は亡くなると筋肉が固まり関節などが動かなくなる現象です。目が開いたままになったり、棺に収まらなくなったりして少し不自然な形で安置してしまう事になるので、普段の睡眠時のように瞼を閉じてあげて寝ている恰好に直してあげてください。
それから首やお腹、背中等を保冷剤などで冷やしてあげてください。
温度が高い状態だと遺体の傷みが激しくなります。少しでも遺体の傷みを遅らせる為に保冷剤で冷やしながらタオルで包んで段ボールに入れてあげると良いでしょう。
これで葬儀までの安置は大丈夫です。
ペットの死亡届
ペットも人間と同じく亡くなってから死亡届を提出する必要があります。
期限は亡くなってから30日以内でペット登録(鑑札)がある飼い犬が死亡したときに申請します。直接神戸市の役所へ行ってもいいですが、今は電子申請をオススメ致します。
理由としては役所へ行く手間が省けますし、いつでも申請は可能です。